同化・脱落・連結!流暢な英語発音はリエゾンが重要!無料の発音評定テストで診断 | 発音評定AI SeePhony®

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同化・脱落・連結!流暢な英語発音はリエゾンが重要!無料の発音評定テストで診断 | 発音評定AI SeePhony®

同化・脱落・連結!流暢な英語発音はリエゾンが重要!無料の発音評定テストで診断 | 発音評定AI SeePhony®

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フォニー

英語に精通する発音記号のスペシャリスト。
発音評定AI「SeePhony®」のことも熟知。

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ハツネ

英語の発音学習を始めたばかりの初心者。
英語練習アプリをつくろうと思っている。

Hatsune
フォニーさん教えて下さい!
この間、英会話レッスンで先生が「an apple」と発音したとき、/ən ˈæpl/が「アナッポー」のように聞こえて驚いたんです。/n//æ/ がつながるのって普通のことなんですか?。
Phony
ハツネさん、それはまさにリエゾンの代表例ですね!語と語の境界で音が変化したりつながったりする現象をリエゾンといいます。今日は特に同化、脱落、連結の三つについて詳しく解説しましょう。

(厳密にはリエゾンという表現も正確ではないのですが、わかりやすさ重視で説明させてもらいますね)

1. 同化 (Assimilation)

Phony
まずは同化から。
同化は前後の音が互いに似てくる変化です。 たとえば “in Paris” の発音記号は /ɪn pærɪs/ ですが、/n/ の舌の位置が /p/ に近づいて 鼻音が唇音化し、/ɪm pærɪs/ のように聞こえることがあります。
Hatsune
/ɪn//n/ が唇音 /m/ に変わるんですね!確かに「イン パリス」より「イム パリス」のほうが言いやすい気がしますね。

2. 脱落 (Elision)

Phony
次は脱落です。
脱落は音が消えてしまう現象だね。 たとえば “next day” /nɛkst deɪ//t/ は語末の子音で、次の単語が子音で始まるとき /t/ が弱まり、/nɛks deɪ/ のように /t/ が抜け落ちることがあるんだよ。
リエゾンの可視化イメージ
SeePhony®でのリエゾンの可視化イメージ
Hatsune
“next time” だと /t/ が残りますが、”next day” だと/t/ がなくなるということですね。英語ではよくあるんですか?
Phony
そうですね。next timeの場合はtが重なっている子音重複と呼ばれるものなので、脱落はせずにしっかりと/t/を発音する形になります。似たようなパターンでも発音のしやすさによって違いがあるよ。

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3. 連結 (Linking)

Phony
最後に連結を紹介しましょう。リンキングという方が聞き馴染みがあるかも。
連結を説明しだすとすごく長くなっちゃうので、今日のところは軽めに説明しますね!

連結は主に、前の語が子音で終わり、次の語が母音で始まるときに起きる現象です。
代表的な例を2つ見てみましょう:

– pick up | /pɪk ʌp/[pɪkʌp]
– take over” /teɪk ˈoʊvər/[teɪkoʊvər]

こんなふうに語と語が滑らかにつながって、一続きに聞こえるんです。
Hatsune
「ピックアップ」が「ピッカップ」、「テイクオーバー」が「テイコーバー」のように聞こえるのは面白いですね!
Phony
他にも子音+子音や母音+母音の連結パターンなど色々ありますが、それはまた次の機会に詳しく紹介しますね。今回はこのあたりまでにしておきましょう。
Hatsune
まだまだリエゾンやリンキングは奥が深そうです…。そういえばSeePhony®ってこういうリエゾンの評定ってできたりするんですか?
Phony
もちろん!SeePhony®はどういう発音を評定したいかを定義した「発音辞書」を単語ごとに作って評定するので、「1単語としてしっかりと1音ずつ評定したい」や「フレーズの中でのリエゾンを含めて評定したい」といった要望にも対応可能ですよ。
Hatsune
どういう評定をしたいかを決めて相談すれば、いろいろな評定ができそうですね!
今日はありがとうございました!
Phony
前回の「sip」と「ship」のときにも言いましけど、無料の発音評定デモがあるので、どんなふうになるのか見てみるのがいいと思いますよ。

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まとめ

同化・脱落・連結のようなリエゾンをしっかりと習得したいなら、SeePhony®で可視化するのが最適です。

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