辛いコトを楽しいコトへ! 弱視のリハビリにエンタメを 楽しすぎるリハビリとは? Occlu-pad® オクルパッド

辛いリハビリを楽しさに変える
Occlu-pad®(オクルパッド)

弱視とは

弱視は早期に発見され適切な治療が受けられれば、概ね回復するものです。
原因は年齢や状況により、一概には言えませんが、例えば幼少期の頃に片目を伏せて寝ていたり、何かしらの理由で片方の目が使用されない状態が続くと、脳がこの目(まぶたが伏せ続けている方)は視力が不要だと認識し、目の成長が遅れ視力が上がらないことなどがあります。

弱視治療の主な方法

弱視治療を辛いと思う子どもたちも

健眼遮閉という上記の方法では、2時間から6時間程度シールを片眼に張り付けます。症状によりますが期間は4カ月から半年間ほど通院しながら治療を続けていきます。
さらに視力のある片眼を遮閉していることから、長時間による遮閉の弊害がでないように、左右の視力のバランスを確認していきます。
幼稚園や学校に通っている子どもであれば、片眼にシールを張り続けているのは、苦痛な子も多いことでしょう。

辛いコト → 楽しいコト へ!
それこそがOcclu-pad®!

Occlu-pad®は楽しさを追及した弱視治療のために開発されました!
片目を遮閉することなく、治療が行え、さらに片眼遮閉による健康な目にも影響はでません!

楽しい → 続く → 回復!

ゲームが好きな子どもは多いはず! じゃあ楽しいゲームで弱視回復できるモノを作ろう!
Occlu-pad®(オクルパッド)は、苦痛な治療やリハビリを楽しいコトに変える事で、継続できます!
結果として視力回復に繋げることができます。

北里大学の半田先生との出会い

あるとき、北里大学の半田先生という方から連絡を頂き、コトで弱視訓練用のソフトの開発ができないか?
という問い合わせを頂きました。
私たちは、これまで多くのゲームを開発し世の中に出してきましたが、医療訓練用のソフトを開発するのは、このOcclu-pad®が初めてでした。
何度も先生と話し合い、議論を重ねた結果、子どもたちがとことん楽しめ継続できるものを開発することが必要だと気づきました。
このOcclu-pad®は片眼を長時間ふさぐこともなく、圧迫することもありません。
また、ゲームだからと言って、子どもの負担にならないように半田先生の監修の元、多くの工夫を施しました。

まだ指先の骨が安定しない子どもにとって長時間、直接タブレットを触り続けることは、指への大きな負担となります。
そこで、タブレットと反応する専用ブロックを使用して、ブロックを動かしていきゲームをクリアしていきます。
数カ月におよぶリハビリ期間が必要なので、子どもへの負担を減らすことで、長期間のプレイが可能となります。

ブロックを併用することで起きる効果

ブロックを使用してこのOcclu-pad®で遊ぶ(リハビリ)をすると視覚以外の感覚を使いゲームを進めていきます。

視覚で捉えたものをブロックで追従することで多感覚フィードバックにより、訓練効果の効率が上がりより良い効果を得られます。

多種多様のゲーム種類

各ミニゲームは、原則1週間単位での訓練カリキュラムになっています。
固視、左右追従、上下追従、等々、弱視にとっての訓練ハードルを少しずつ上げていけるようなミニゲームの形態に仕立てました。

固視訓練:羊バリカン、窓ふき、モグラたたき、動物キャッチ
左右追従:卵運び
上下追従:リフティング、エイリアン
報酬付与:仮想ガチャ・マシン

ゲームをクリアすると報酬がもらえるところも、楽しく継続できる秘訣なのです。

また管理面でもデジタルで訓練指導員の方が各子どものリハビリ進捗を管理できるので、管理面からみてもとて
も便利になっています。

リハビリ期間中に!?

リハビリ期間がまだ終わっていないにも関わらず、ゲームを全てクリアしてしまう子どもたちが続出してしまう驚きの結果になりました。
ゲームに夢中になってしまって、子どもたちはどんどんクリアしていきます。
訓練指導者が「今日はもうここまでね」、と嫌がるリハビリを指導者が止めてしまうほど、辛いリハビリが「楽しいコト」へと変わったのかもしれません。
これは想定外でしたが、当社設立者の夢が叶った瞬間でもありました。

全国の病院で利用されている
Occlu-pad®

Occlu-pad®は、その楽しさから評判が広がり、現在では全国の病院で利用されるようになりました。
株式会社JFCセールスプラン様から製品をお問合せいただけます。

Occlu-pad®に込めた想い

「理想」と思った
ものが「現実」に

株式会社コトは、ゲーム業界で有名であった横井軍平(よこい ぐんぺい)によって設立されました。
しかし彼は株式会社コト設立の一年後、不慮の事故でこの世を去りました。

横井が存命の時にこんなことを言っていました。
昨日病院に行ったら、足のリハビリをしている子供がいたが、かなり痛そうにやっていた。

リハビリ室に東海道五十三次の背景を映し出して歩いていくと風景が変わっていくような装置を置けば、苦しみを緩和できるかもしれない。つまりは、オモシロサが苦しさを楽しさへと変える。
「今日のリハビリはここまでにしようね。」と周りがストップをかけるようなものは出来ないものか。

「それは理想論であって、実現できるわけがない」。

当時、多くの人がそう思っていたかもしれません。
そこから長い年月を経て、Occlu-pad®(送るパッド)という形で、彼の思いは現実のものになりました。

そして、Occlu-pad®は「今日はここまでね!」と視能訓練士の方に言わせるまでになったのです。

エンターテイメントが持つ無限の可能性は、辛く嫌いなものでも「楽しいコト」へと変えることができる。

そう実感した開発体験となりました。