息の吐き方と声帯の振動がカギ！？「th」の発音は2種類ある！無料の発音判定WEBアプリあり | 発音評定AI SeePhony®

英語に精通する発音記号のスペシャリスト。
発音評定AI「SeePhony®」のことも熟知。

英語の発音学習を始めたばかりの初心者。
英語練習アプリをつくろうと思っている。

フォニーさん、わたし今度海外旅行に行く予定があって、英語でカフェの注文にチャレンジしたいんですけど、メニューにある“the”とか“thanks”の「th」がどうも苦手で…店員さんにちゃんと伝わるか不安なんですよ。

海外旅行良いですね！たしかにthが入る発音はちょっと不安になるよね。thは無声歯摩擦音の /θ/ と、有声歯摩擦音の /ð/ があって、例えば“think” は /θɪŋk/、 “this” は /ðɪs/ と書きますね。あ、これはJones式の場合ですけどね。

/θ/は、舌先を上下の歯の間に軽く挟んで息を出すんですよね？でも実際にやると、舌が引っ込んで「s」みたいになっちゃって…感覚がつかめなくて混乱します…。

“th”の基本ポイント

まず、/θ/は無声音だから声は出さないんだよ。声帯は振動させずに、息だけで音を出す感じだね。舌先を上下の前歯の間に軽く置き、息を「スーッ」と出すとOK。/ð/は声を震わせながら同じ位置で出すんだ。

なるほど、/θ/と /ð/ の区別は声帯を振動させるかさせないかなんですね…でも会話で速く言うといつの間にか違う音になってしまいそうです…。

まずはゆっくり単語練習がいいね。
“bath” /bæθ/
“that” /ðæt/
“both” /boʊθ/
“these” /ðiːz/
を、声を震わせるか震わせないかを意識して、声に出して練習してみよう。

舌先を歯に当てるというのは同じで、「スーッ」と息だけで言うか、「ズーッ」みたいに声を震わせるかだけの微妙な違いなのに、発音としては違って聞こえるんですね…！

そう、日本人にとっては微妙な違いだからこそ、視覚的なフィードバックがあると練習効率がグンと上がるんだよね。

フォニーさん、もっと手軽に自分の“th”が正しく発音できているか確認できる方法はないですか？毎回動画を見たり先生に聞くのは大変で…。あっ！もしかして！

その通り！前にダークLとライトLの説明をしたときにも言ったように、これもSeePhony®がぴったり！マイク入力した音声を、AIが/θ/と/ð/の両方とも正否判定してくれるよ。発音記号で結果を示すから、自分の発音がちゃんと/θ/だったのか/ð/だったのかが一目瞭然だよ！

ライトLやダークL以外にthもきちんと判定できるんですね…！

ハツネさんは前にも試したと思うけど、SeePhony®のデモはここにあるから、thに着目してもう一度試してみたら？

ありがとうございます！もう一度しっかり見てみます！旅行までに私のアプリは完成しないと思いますけど、thの発音記号をイメージしながら行ってきます！

旅先のカフェ注文や観光案内で「th」の発音を混同したくないなら、発音評定AI SeePhony®の発音可視化機能で /θ/ と /ð/ の違いを直感的に把握しましょう。