英語のリエゾン上達方法と、無料で試せる発音評定AI|SeePhony®

SeePhony® | 発音の間違いを発音記号で可視化

英語のリエゾン上達方法と、無料で試せる発音評定AI|SeePhony®

リエゾンの上達方法を探している人必見!SeePhonyで英語発音を無料チェック

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フォニー

英語に精通する発音記号のスペシャリスト。
発音評定AI「SeePhony®」のことも熟知。

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ハツネ

英語の発音学習を始めたばかりの初心者。
英語練習アプリをつくろうと思っている。

リエゾンとは?英語が自然に聞こえる理由

Phony
本題に入る前にひとつお知らせ!発音評定AIが無料でブラウザアプリで試せるよ。マイクに向かって単語やフレーズを読むと、その場で発音採点してくれるから、練習の起点にぴったり。まずは触って、今日の学びをすぐ体感してみてね。
Hatsune
えっ、そんな便利なものが!じゃあ今回のフォニーさんのお話を最後まで聞いたら、そのまますぐ試してみますね!
Hatsune
では改めて、今日のテーマ「リエゾン」について教えてください。前にも少し教えていただいのですが、もう一度しっかり聞いてみたいです。
Phony
リエゾンは、隣り合う音が影響し合ってつながる・似る・落ちる現象の総称。大別すると三つだね。

連結(linking):母音どうし、あるいは子音→母音の滑らかな接続。
同化(assimilation):隣接音に影響されて発音が近づくこと。
脱落(elision):速い発話で発音しにくい音が省略されること。

「ゆっくり区切る」よりも、文のリズムにのって自然に流すのが英語らしさだよ。
Hatsune
やっぱりちょっと難解ですね…!例を聞くとイメージできそうなので、Jones式の発音記号で、具体的にどう変わるのか教えてください!

発音を自動採点できるAIシステムはこちら

Phony
そうだね、ちょっとややこしいよね。例えば次のように変わるよ。

連結 “turn off” は /tɜːn ɔf//tɜːnɒf/(母音が滑らかに接続)
同化 “good boy” は /ɡʊd bɔɪ//ɡʊb bɔɪ/(/d/ が有声両唇音に近づく)
脱落 “next year” は /nekst jiə//neksʧiə/(/t/ と /j/ の相互作用で簡略化)

これでちょっとはわかりやすくなったかな?
Hatsune
ありがとうございます!記号で見るとちょっと理解できてきました!ただ、口で実際にやるとただモゴモゴしているだけに…。自分が正しいリエゾンになっているか判断できませんね…!
Phony
誰もがつまずく点だね。鍵は三つ。

1) 音価:音を保つ長さ。重要語は長め、機能語は短く。
2) 遷移:子音→母音、母音→母音の移行を滑らかに。
3) 弱化:特に /ə/(曖昧母音)の扱い。強すぎず、消しすぎず。

例えば “take it” /teɪk ɪt//k ɪ/ の接点を意識して /teɪkɪt/ と流す。破裂を強くし過ぎると、日本語っぽい感じになってしまう。

Jones式発音記号で学習効果を高めるチェックはこちら

Hatsune
音価、遷移、弱化!また新しい言葉が出てきたのでしっかり覚えます!
例えば “I’d like a room.” /aɪd laɪk ə ruːm/ を自然に言いたい場合、/k ə/ を繋げるんだと思うんですが、/ə/ を弱くすると消えちゃいそうなんですよね。

リエゾンを身につける3つの練習ステップ

Phony
リエゾンの練習は一度に全部やろうとすると混乱しやすいから、順番に少しずつ練習していくのが一番だよ。 例えばこんな流れでやると分かりやすいんだ。
  1. まずは単語をハッキリ読む
    例:「I’d」「like」「a」「room」を一つずつ区切って、正しく発音できるか確認する。
  2. 単語と単語をつなげる感覚をつかむ
    例:「like a」の /k ə//kə/ のように、ひとつの音のかたまりにしてみる。
  3. 文全体のリズムを整える
    大事な単語「room」は強く、弱い単語「a」は短く軽く発音して、文にメリハリをつける。
こうして段階を追って練習すると、ただ早口になるのではなく、英語らしい自然な流れが作れるようになるんだよ。

リエゾンを効率的にチェックする方法

Hatsune
ところで、もっと手軽に自分のリエゾンが正しいか確かめたいんですが、単語ごとに区切った言い方と、連結を入れた言い方を別々に採点してくれる仕組みってありますか?
Phony
SeePhony®でできますよ!
音声辞書の設定で、「リエゾンなし」と「リエゾンあり」の両パターンを登録しておけば、どちらも正として採点してくれます。最初のうちは単語に区切った発音で、慣れてきたらリエゾンも含めた発音で練習すると、同じフレーズでも効果的に練習できますね。

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Phony
次回は、リエゾンの柱のひとつである同化(assimilation)を深掘りしてみようか。その次は脱落(elision)、さらに連結(linking)をそれぞれ説明していく予定だよ。
Hatsune
了解です!今日の内容を復習したら、まずは 無料のブラウザアプリ でリエゾンを試してみます。正しいかどうかが即時に分かると、上達方法の実感が湧きますね!

まとめ

英語の自然さは、連結・同化・脱落を含む「リエゾン」をどう意識するかで決まります。SeePhony®で可視化することで意識付けを強めていきましょう。

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